陶芸の森ブログ

本日は信楽高校デザイン科の絵付け実習がありました。平成10年度より陶製椅子への絵付け実習の受入をおこなっており、今年で13年目を迎えました。講師には甲賀市無形文化財技術保持者で伝統工芸士の大原薫先生をお迎えし指導していただきました。まず、大原先生のイッチン、掻き落としの実演をしていただきました。すばらしい技術に生徒達は大いに感心をしていたようです。その後学校でデザインしてきた絵付け案をもとに絵付けを開始しました。慣れない粘土の上への絵付けということで、苦戦している生徒もいましたが最終的には皆納得のいく絵付けができたものと思います。

今後乾燥をさせ釉薬を掛けて焼きますが、4月末から5月頭に焼き上がる予定で完成した椅子は陶芸の森の太陽の広場へ設置されます。どのような焼き上がりになり太陽の広場を彩るのか非常に楽しみです。〈松波〉


参加者数：絵付け実習（2年生）25名
　　　　　　　園内見学　（1年生）18名