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2013年07月06日

名品を手に取って、500年以上も前の古信楽に近づく!

名品を手に取って、500年以上も前の古信楽に近づく!いつもはガラス越しにしか見ることのできない陶芸の森収蔵品を、手に取って鑑賞する特別鑑賞塾が昨日始まりました。午前と午後5名づつで、学芸員の解説の後、実際に作品を手に取って鑑賞しました。午後の部に参加した5名はいずれも陶芸制作をされる方々で、古信楽の鬼桶水指(室町時代末期ー桃山時代)がどのような土が使われていたのか、自然釉の流れから窯の中での焼かれていた位置など、さまざまな角度から当時のつくり手たちの焼成を推測しました。参加していた信楽の若手陶芸家のひとりは「いつかこのような作品に近づいてみたい!」iconN36と語り、500年以上も昔の信楽のつくり手たちを偲び、次の制作への刺激を受けられたようでした。そのほか、2点目にはイギリスの現代陶芸家のドロシー・フェイブルマンの精緻な練り込み作品を鑑賞しました。この特別鑑賞塾は、明日7日午前10:00からも開催されます。(三浦いちご



Posted by 滋賀県立 陶芸の森 at 09:19│Comments(0)
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