陶芸の森ブログ

陶芸の森　信楽産業展示館ギャラリーでは、5月12日（日）から「しがらきから吹いてくる風―日・台交流展」を開催いたします。

2011年から2012年にかけて台北市をはじめとする台湾の5会場で開催された、社会福祉法人しがらき会主催の作品展。それを通じて生まれた日台の文化交流の一環として、今回の展覧会が実現しました。本展では、日本と台湾、56人の障がい者たちによる絵画と土の造形作品約100点を展示します。障がい者の創り出す独創的な作品とその湧き上がるような才能を、この機会にぜひご覧ください。

2010年にパリで開催された展覧会には滋賀県在住のアーティストが作品を多数出展するなど、アール・ブリュットは実は滋賀県ととても関わりの深い芸術です。

FB担当も設営中のところにお邪魔して、一足先に展示を拝見いたしました。

流行や技術、価値観に縛られない根源的な表現だからこそ、強く心に訴えかけてくるものがあるように思いました。「表現」「芸術」とは一体何か、ということを考えさせられます。
キャプションには出品者たちの詳しいプロフィールも掲載されていますので、制作背景に思いを馳せながら鑑賞するのもすてきですね。

開催初日となる明日12日（日）には、信楽産業展示館内信楽ホールにてオープニングイベントも開催いたします。皆様お誘い合わせの上お越しくださいませ。

「しがらきから吹いてくる風―日・台交流展」
会期：平成25年5月12日（日）～6月9日（日）
場所：陶芸の森　信楽産業展示館ギャラリー
観覧料：無料
開館時間：午前9時～午後5時（入場は午後4時30分まで）
　　　　　　 月曜日休館
主催：社会福祉法人しがらき会／中華民國智障者家長總會／中華僧伽文教基金會

オープニングイベント（日・台交流イベント）
日時：平成25年5月12日（日）　午後1時30分～午後4時
場所：陶芸の森　信楽産業展示館　信楽ホール

詳しいお問い合わせは信楽青年寮へ
TEL:0748-82-0588

（金成）