陶芸の森ブログ

陶芸の森では信楽陶器工業組合青年部と共同で登り窯焼成技術の保存、ならびに普及を目的に年に1度登り窯を焼成しています。今回12月11日から14日まで登り窯の焼成をおこないました。

火袋には登り窯講座の作品を詰め、一の間には工組青年部の作品を中心に詰めました。火袋の作品は焼き締め、一の間は主に釉薬をかけたもの焼成しました。

今日は待ちに待った窯出しの日でした。窯詰めの場所により焼き上がりは様々でしたが、穴窯の焼き上がりとはまた違い、火前に入った作品は充分灰が乗り、自然釉をまとった美しい作品が数点ありました。

創作研修館のスタジオ・アーティストも参加して作品を焼成しましたが、満足した様子でした。

また、来年度も登り窯での講座を開催予定ですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。〈松波〉