陶芸の森ブログ

　いつも、ブログを読んでいただきありがとうございます。陶芸の森には毎年３０万人を超すみなさんにお越しいただいています。大半の方はマイカーや観光バスでお見えになりますが、路線バスや鉄道を利用してお越しいただくこともできます。今日は路線バスのルートを紹介します。
　新快速も停車するＪＲ石山駅に降り立ちますと、北口の階段下にバスターミナルがあります。信楽方面行きは３番のりばからの発車です。陶芸の森での滞在時間を考えますと、１３時１０分発か１４時１０分発の「田上車庫」行きが最適です。（バス時刻は２３年４月改正のもの）
　バスは石山駅を発車すると瀬田唐橋を渡ってすぐに右折し、住宅地を抜けて２０分ほど走ると田上車庫に到着です。ここまでの運賃を支払ってバスを降り、事務所で「陶芸の森まで」と告げると乗継券を渡してくれ、「あのバスに乗って下さい」と案内があります。
　乗り継ぎ客を待ってバスはすぐに発車します。ここからの２５分ほどがこの路線の醍醐味が味わえる区間です。信楽山地に取り付いたバスは、大戸（だいど）川が切り開いた谷をグングン登っていきます。左手は切り立った崖、右手下の大戸川の流れはある時は速く、ある時は穏やかな姿を見せます。時折、左手はるか上空に新名神高速道路が望まれます。よくあんな高いところに道を造ったものだ！と感心しているうちに五本松を過ぎ、黄瀬に近づくと山道も終わりです。ここまでくれば残りは１０分ほど。雲井、勅旨の集落を巡って陶芸の森に到着です。およそ６０分、１，０５０円のバスの旅でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。（町田）